親は子供にいろいろな経験をさせようとします。
人生は心の拠りどころを探す旅のようなもの。
口では、何にも頼らない強いひとになれと励ましながらも
これから待ち受けているであろう理不尽な出来事に
どうか心が折れませんように。
しっかりと前を向いて進んでいけますようにと。
それは親から子への静かな祈り。
そして大人になっても私たちの旅は続きます。
今度はひとりで歩いていかなくてはならないけれど。
でも、きっと歩き方は覚えているはず。
いろいろな思い出を作りましょう。
好きなものを手に入れましょう。
人生は何も持たずに歩くには少しハードだったりするから。
若いうちは好きと嫌いをみつけるすべを学んで。
そして大好きな物に囲まれてゆっくりと歳を重ねていきましょう。
あなたの心の拠りどころはひとつとは限らないから
一生をかけていろいろなものを見て、触って、感じて。
あなたの心の旅がどうか豊かで光に満ちたものでありますように。